老人の性 「死にたい」発言

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老人の性 「死にたい」発言

老人介護の現場で誰でも一度は耳にする言葉があります。

それは介護を受ける側の「死にたい」という言葉です。

ご家庭で介護をされている方、介護職にある方などの立場や状況の違いがあっても良く聞く言葉のひとつです。


老人介護をしている側の心境として「死にたい」「死んでしまいたい」と言葉にして言われる事は非常に大きな精神的苦痛となります。


一生懸命お世話しているのに...どうしてそんな風に言うの?
と悲しくなり憤りになってしまう事も多いのが事実です。


介護を受ける側としては「申し訳ないから早く死んでしまいたい」という意味でもあります。


特に寝たきり状態になると強く思う傾向が見られます。

一例として、意識はしっかりしているのに身体の自由が利かない方の場合は、頭の中では様々な考えが巡り、やがてはマイナス思考に引き込まれていくのが事実でもあります。


このまま生きているのが苦痛だという事です。

認知症の方の場合も、重度のケースであってもふと正常に戻る時があり、やはり「死んでしまいたい」という発言をします。


一種の意思表示であるとも思えますが、言われる・聞かされる側としては、やり切れない切ない気持になってしまいます。

老人の性だと割り切って受け止める事が大切なポイントになります。

受け止めてしまうとストレスに繋がりますので、一番良いのは聞き流す事だと考えます。

実際には難しいものですが、自己防衛の為には必要な事でもあります。

介護を受ける側としても毎日を生きているのですから、少しでも生甲斐を見つける事が必要だと強く思います。

良く言われる事ですが「同じ一日を過ごすなら笑っていた方が良い」という言葉通りだと実感できるようになりました。

逆に毎日が充実していたら「死にたい」という言葉は出てこないからです。

今日は何をしようかと考えるだけでも違ってきますし、実際におしゃべりをするだけでもいいのです。
特別な事をするのではなく、出来る事をする。

一番簡単で難しいような気がしますが、食事が楽しみであるという事もひとつの生甲斐になるのです。

日常生活の中でちょっとした事を探してみる事で、大きな変化が期待できるのも事実です。
もちろん24時間付ききりでする必要はありません。

介護人も束縛されてしまいますので、空いた時間を見つけて声掛けをするだけでも良いと考えます。

無理に時間を作るのではなく、気が付いたら自然にという状態が一番理想的でもありますね。
多くを求め過ぎない事が大切だと思います。


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2010年3月15日|コメント (0)トラックバック (0)

カテゴリー:人生, 介護

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